2022.04.10

Amazon S3 互換オブジェクトストレージ:Wasabi hot cloud storageの使い方(設定編)

はじめに

 GPUSOROBANのインスタンスを利用しているときに、バックアップを取ったりする際、どこかクラウド上のストレージがあると、便利な時が多々あります。今回ご紹介するのはAmazon S3互換オブジェクトストレージのWasabi hot cloud storageです。AWSのCLIのように使用できるため、とても便利です。また、AWSのS3よりも単価が安いので、お得感があります。

highresoのワサビページ

インスタンスへのログイン

まずはインスタンスにログインすることです。Windows+Rを実行し、"cmd"を入力し、Enterキーを押すことで、ターミナルを立ち上げます。ターミナルでは下記の通り、ログインをします。(*ここではインスタンスのIPアドレスは10.233.101.159とします。)

ssh -L 20122:10.233.101.159:22 user@202.122.50.154 -p 30022 -i .\.ssh\ackey.txt

下記の画面が見られれば、第一段のログイン成功です。

それで、もう一度 Windows+Rを実行し、"cmd"を入力し、Enterキーを押すことで、ターミナルを立ち上げます。そして、下記のコマンドを実行します。

ssh user@localhost -p 20122 -i .ssh/mykey.txt

下記の画面が見られれば、ログインプロセスは完了です。

AWS CLIのインストール

Wasabi hot storage をAWS CLIで利用するには、GPUSOROBANのインスタンス上にAWS CLIをインストールする必要があります。まずはおまじないとして、下記のコードを実行します。

sudo apt update && sudo apt upgrade

その後、下記のコマンドを実行してください。

sudo apt install python3-pip

/usr/bin/python3 -m pip install --upgrade pip

その後、下記のコマンドを実行してください。

pip3 install awscli

その後は下記のコードを実行してください。

pip3 install awscli-plugin-endpoint

これはAWS CLIのプラグインをインストールすることになります。

これで、やっと一通り、AWS CLIのインストールは完了しました。これからは事前に設定しておくと、後々利用するにはとても便利であるため、ここでご案内いたします。その前に、一度インスタンスを落として、再度ログインして頂く必要があります。

各種初期設定

まずはProfileの設定を行います。Profile名は任意で設定可能です。ここでは下記の通り、設定を進めることができます。

下記の通り、コマンドを入れると、Profile名を設定できます。ここではsoroban1をProfile名とします。

aws configure --profile soroban1

その後、Wasabi hot storageで契約したときにもらったアクセスキーを金入します。(ここは仮でaaaaaとします。)

その後、下記の通り、シークレットキーを記入します。(ここは仮でbbbbbとします。)

(参考に、cat .aws/credentialsのコマンドで設定したアクセスキーや秘密のカギ(シークレットキー)を確認することができます。)

次は結構大事で、アクセスするリージョンを設定するところです。(リージョンとはWasabi社によって定義されたストレージ設備がある地域のことです。)ここは下記の通り、仮で東京の方に設定します。

東京の場合:ap-northeast-1

ap-northeast-1

大阪の場合:ap-northeast-2

ap-northeast-2

その後は出力フォーマットの設定になります。下記の通り、何も書かずにEnterキーを押し、次に進めます。

下記の通り、設定を確認することができます。

前準備はもう少しで終わります。もう少しお付き合いください。これからはインストールしたプラグインを有効化します。下記のコードを実行します。

aws configure set plugins.endpoint awscli_plugin_endpoint

最後の設定として、プロファイルおよびサービス毎に独自エンドポイントが定義できます。下記のように設定できます。

東京の場合:

aws configure --profile soroban1 set s3.endpoint_url https://s3.ap-northeast-1.wasabisys.com

大阪の場合:

aws configure --profile soroban1 set s3.endpoint_url https://s3.ap-northeast-2.wasabisys.com

プラグインのエンドポイントの確認は下記のコマンドで確認できます。

cat .aws/config

ここまで来たら、大変お疲れ様でした。これで設定完了です。念のため、下記のコマンドを入力することで、下記の通り、作成したフォルダの名前が見られれば、設定は成功したと言えます。

aws s3 ls --profile soroban1

まとめ

使用するまでの設定は手間がかかります。一度行ってしまえば、後々作業が捗ります。インスタンスのデータのバックアップやインスタンス間のデータのやり取りはwasbi storageを仲介して、実施することが可能です。

いかがでしたでしょうか。
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