X線画像を用いた「AI歯科検診」システムを開発

AOI国際病院 歯科口腔外科が、新たに「歯科エックス線画像を用いた歯科検診AIシステム」を開発しました。「国民皆歯科検診」における補助システムとしての導入を目指すとしています。

Edge POINT

・X線写真からAIで歯科検診
・視診による歯科検診では把握できない顎骨病変や歯科疾患の早期発見が可能に
・AI活用により歯科医の視診による差を標準化

X線写真からAIで歯科検診を可能に

歯科パノラマエックス線画像とは、顎と口腔領域全体の状況をスクリーニングできるエックス線写真です。歯科検診AIシステムは、歯科パノラマエックス線画像から、各種歯科疾患(う蝕、根尖病巣、根分岐部病変、顎骨嚢胞)の診断支援AI、歯式AI(歯の数と番号を自動認識するAI)、歯周病AI(歯槽骨ラインを自動認識するAI)を組み合わせた人工知能技術により、歯科検診を行います。検診結果はAI歯科検診表として表示ができ、前回データとの比較も可能です。

毎年の実施が検討されている「国民皆歯科検診」において、数年に1度はパノラマエックス線画像の撮影による「AI歯科検診」を行うことで、視診による通常の歯科検診では把握できない顎骨病変や歯科疾患の早期発見が可能になると考えられます。

視診による評価では検診歯科医による差が少なからずありますが、エックス線画像を用いたAI評価を使用することで検診評価の標準化が期待され、さらに前回のパノラマエックス線画像データとの客観的な比較も可能となります。

AOI国際病院によると、将来的に撮影した歯科エックス線画像やAI歯科検診表をアプリやマイナンバーカード内にデータとして保管する運用となれば、歯科診療ともリンクでき国民の受診行動にも繋がるとしています。このエックス線画像の蓄積によるデータ分析は、国民の歯科疾患における貴重なヘルスケアデータとなり、今後の口腔衛生や歯科医療発展における礎となると考えられます。

リリース:PR TIMES

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