日本テレビが映像自動モザイク入れAIソフトを発表、作業時間を90%効率化

日本テレビは、NTTデータの協力のもと、映像編集の自動モザイク入れAIソフトウェア「BlurOn(ブラーオン)」を発表しました。

Edge POINT!

  • 従来手作業で行っていた手間のかかる作業をAIにより90%効率化
  • 顔、頭部、全身、ナンバープレートをAIが自動検出
  • Adobe After Effectsのマスクレイヤーを一気に作成

手間のかかる作業をAIで90%効率化

BlurOnは従来、映像編集者が1フレームずつ行っていた人物の顔やナンバープレートなどへのモザイク入れを自動化できるソフトウェアです。これまでは1時間の番組を制作するのにモザイク入れだけで2〜3日費やすこともあり、テレビ業界のコンテンツ制作における大きな課題となっていました。さらに近年では、個人情報保護の重要性の高まりから、番組映像について一層慎重な取り扱いが必要となり、作業負荷が増大しています。

これらの課題をAIで解決するのが「BlurOn」です。顔、頭部、全身、ナンバープレートをAIが自動検出します。Adobe After Effectsのプラグインとして利用でき、大人数でも一気にマスクレイヤーを作成可能です。

日本テレビやグループ会社における「BlurOn」を使った実験では、作業時間を最大90%程度効率化できる結果が得られました。

AI技術の向上により誕生、海外展開も視野に

近年、AI技術が進歩し「社会課題解決へのAI活用」が求められる時代になりました。画像認識AIの精度は格段に向上し、実用化レベルまできています。この技術による課題解決の可能性を感じ、日本テレビとNTTデータが手を組んで「BlurOn」の共同開発プロジェクトが立ち上がりました。映像制作のプロである日本テレビが持つ映像編集ノウハウと、日本のAI開発を牽引してきたNTTデータの高い技術力を組み合わせ、クリエイター目線で「カンタンで使いやすい」「質の高いアウトプットが可能」な製品の実現を目指し、「BlurOn」が誕生しました。

日本テレビによると、海外の映像編集者にも同様の課題があると考えられることから、今後は海外展開も視野に入れているということです。

プロダクトページ:https://blur-on.com
リリース:PR TIMES

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