AIの存在意義は先生により生徒向き合ってもうらうこと ~教育×AIの最新事情~

教育現場ではAIの力が求められています。代表的な役割は忙しい現場の教師の負担軽減です。児童・生徒の学習ケアやメンタルケアに集中したい教師ですが、採点業務など副次的な仕事も多く、時間外労働も慢性化しています。AIの浸透により教師の負担が軽減されると、子どもたちに向き合うという教師の本来の業務に集中することができます。

1、教育×AIの存在意義は「先生により生徒に向き合ってもらう」

最近はテストでもポータブルデバイスを貸与する授業が増えています。2020年から世界中で蔓延するコロナ禍で、自宅にこのポータブルデバイスを持ち帰り学習する機会が急増しました。オンラインで行われる試験監督や採点はAIによる代替が進んでいます。記述式においても100%の回答を設定したうえで、20%範囲のズレに限って正解とするように設定することもできます。学習スピードが早い生徒、平均的な生徒、遅い生徒を測定し、教師に個別のアドバイスを行う土壌を提供することも可能です。

教材作成の場面でも、AIの技術で教師の負担を軽減することが可能です。生徒が間違えた問題をAIがカスタマイズして再出題するサービスもあり、注目されています。

これにより教師が得られる時間で、生徒との学習フォロー、メンタルフォローの時間に教師は時間と労力を使えます。これらの生徒ケアもゼロから進めるだけではなく、AIの活用が可能な部分もあります。

2、個別生徒のケアにもAIが活用できる

たとえば授業を通し、十分に理解していない部分を生徒の表情や反応、質問への回答などからAIが導くことができます。そのうえで先生のケアに移ると、本質的な部分のアドバイスに時間を割くことができます。AIが導いた理解度判定にもとづいてリアルタイムのアドバイスや更なる理解度の確認、バックデータにもとづく学習方法の提示なども可能になります。

ただ教師と生徒における関係性にAIには、ちょっとした「気遣い」も重要です。生徒も先生も人間なので、効率だけを目的としたAIを導入することは時に逆効果ともなるでしょう。ここでAIを導入することは生徒との、生徒から見れば先生との時間を増やすという目的を顕在化して、現場もAIを提供する事業会社も掲げていくことが大切です。本メディアではさまざまな領域でのAIの浸透を記事にて紹介しておりますが、教育においてはより慎重にこの気遣いを精査することが大切です。

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