川崎市、救急搬送におけるAI活用で実証実験

Smart119は神奈川県川崎市と「AIを活用した救急隊の現場到着時間短縮に向けた実証実験に関する連携協定」を締結したと発表しました。

Edge POINT

  • AIにより救急需要を予測する実証実験
  • 過去の救急出動に関するビッグデータを解析
  • 救急需要を予測し救急隊を配置する方法の検討

AIにより救急需要を予測する実証実験

千葉大学発医療スタートアップ企業である株式会社Smart119は、神奈川県川崎市と「AIを活用した救急隊の現場到着時間短縮に向けた実証実験に関する連携協定」を締結したと発表し、本協定に基づき、AIにより救急需要を予測する実証実験を川崎市内で実施するとしています。

Smart119は住民からの119番通報を消防指令センターや救急隊、医療機関の間でリアルタイムに共有する救急医療情報サービス「Smart119」を展開し、さらに心筋梗塞や脳卒中など重大な急性疾患を予測し、適切な救急搬送を促すAIアルゴリズムを千葉大学大学院医学研究院と共同で開発しました。
政令指定都市で人口約154万人の川崎市では救急隊の出動件数が年間6万件を超え過密化などから通報からの平均現場到着時間が年々延びる方向にあります。

現場到着時間を短縮し、命を救う可能性を高める対策のひとつとして、救急需要が集中する地域を事前に予測し、付近に救急隊を配置することで効率化する方法が検討されており、Smart119は川崎市の検討事項説明を経て、この取り組みに関する協力企業に選定されました。
川崎市とSmart119は、本年6月から9月末にかけて救急隊の現場到着時間短縮を目指した実証実験を実施し、救急出動に関するビッグデータをもとにしたAIを活用した救急需要予測を行います。その精度を机上で検証するほか、現在の川崎市における救急隊の配置場所等の評価にも使われます。

Smart119は積極的に地方自治体と連携してシステムの有効性を検証し、多くの地域での導入を目指すとしています。

リリース:PR TIMES

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