グループの基本と管理者の役割 | 計算クラスター
計算クラスターでは、複数のユーザーで予算やデータを共有するための「グループ機能」を利用できます。
この記事では、個人での利用との違い、グループで利用を始める流れ、管理者とメンバーができることを説明します。
グループとは
グループは、研究室やチームなど、複数のユーザーで計算クラスターを利用するための仕組みです。
ユーザーは自分のアカウントでログインし、グループに所属することで、共通のポイントやグループストレージを利用できます。
グループを利用する場合も、ユーザーごとにアカウントが必要です。1つのアカウントを複数人で共有するものではありません。

個人での利用との違い
項目 | 個人で利用する場合 | グループで利用する場合 |
|---|---|---|
ログインするアカウント | 自分のアカウント | 自分のアカウント |
ジョブ実行時の支払い | 個人ポイントを使用 | 原則としてグループポイントを使用 |
データの保管・共有 | 個人ストレージを利用 | 個人ストレージに加え、メンバー間で共有するグループストレージを利用 |
メンバーの管理 | 不要 | グループ管理者が招待や権限の変更を実施 |
ジョブ実行時のポイントの引き落とし先や変更条件は、以下の記事をご確認ください。
→ 「個人」と「グループ」:ジョブ実行時のポイント引き落としルール
所属できるグループは1つまで
1ユーザーが所属できるグループは1つです。複数のグループに同時に所属することはできません。
別のグループに参加する場合は、現在所属しているグループから脱退する必要があります。
グループで利用を始める流れ
グループを作成するユーザーが、ほかのユーザーを招待します。新たにグループを作成したユーザーは、そのグループの管理者になります。
- グループを作成するユーザーが、ストレージの初期設定を実施
グループの作成に先立ち、ストレージの初期設定を完了させます。 - グループを作成する
作成したユーザーがグループ管理者となり、メンバーの招待や管理を行います。 - 一緒に利用するユーザーを招待する
グループ管理者が、参加するユーザーへ招待を送信します。 - 招待されたユーザーが参加を承認する
参加後は、グループのメンバーとして共通のポイントやグループストレージを利用できます。
※「グループで利用を始める際の初期設定」もご確認ください。
グループ管理者とメンバーができること
グループ管理者は、共通予算の管理やメンバーの招待などを行います。
必要に応じて、ほかのメンバーにも管理者権限を付与できます。
操作 | 操作できる人 |
グループポイントの購入 | グループ管理者 |
ユーザーの招待 | グループ管理者 |
メンバーへの管理者権限の付与 | グループ管理者 |
ほかの管理者を一般メンバーに変更 | グループ管理者 |
グループからのメンバー削除 | グループ管理者 |
グループストレージの容量追加 | グループ管理者 |
自分自身のグループからの脱退 | メンバー本人 |
※ グループからの脱退(メンバー自身によるものを含む)は、実行中のジョブがない場合に可能です。また、グループ管理者が脱退する場合、グループ内にほかの管理者がいることが条件となります(管理者が自分1人だけの状態では脱退できません)。
チームで利用する際は、ポイントの購入や残高の確認を担当する人を決めておくと、管理しやすくなります。
ポイントとストレージの詳細
グループで利用する際は、ジョブの支払い先と、ストレージの料金・支払い先をそれぞれ確認してください。



