ポイントの基本 | 計算クラスター
計算クラスターでは、事前に購入したポイントで、GPUやストレージの利用料金を支払います。
GPUは割り当てられた枚数とジョブの実行時間に応じて、ストレージは課金対象の確保容量に応じて日次でポイントが消費されます。
この記事では、ポイントの基本的な仕組みと引き落としのルール、Web管理ポータルでの残高・利用履歴の確認方法を説明します。
計算クラスターにおけるポイントシステムの基本概念
ポイントは、ジョブの実行や、データを保存するストレージの利用料金の支払いに使用します。
事前にWeb管理ポータルで購入しておくと、利用に応じて自動的に引き落とされます。
ポイントの有効期限は、付与日から1年間です。 有効期限内にご利用ください。
消費するポイントは、主に以下の要素によって決まります。
割り当てられたGPUの枚数
ジョブスクリプト内のSlurmへの指示(--gres=gpu:X)で要求したGPU枚数に応じて、単位時間あたりの消費ポイントが決まります。GPU1枚あたり、1分につき20ポイントが消費されます。
ジョブの実行時間
Slurm上でジョブの状態が「実行中(RUNNING)」となっている時間が課金対象です。
ストレージの利用料金
確保しているストレージ容量に応じて、1TBあたり1日700ポイントが引き落とされます。
ジョブを実行していない間も、ストレージのポイントは消費されます。
ポイント消費に関する注意事項

想定外のポイント消費やジョブの中断を防ぐため、課金対象となる時間と残高が不足した場合の動作をご確認ください。
① ジョブの実行時間とストレージ容量が課金対象
sbatchコマンドなどでジョブを投入し、Slurmのキュー内でリソースの割り当てを待っている状態(PENDING)では、ジョブの実行に伴うポイントは消費されません。
ジョブが実行中(RUNNING)になってから終了するまでの時間が、分単位で課金対象になります。正常終了(COMPLETED)だけでなく、エラー終了(FAILED)の場合も、それまでの実行時間に応じてポイントが消費されます。
ストレージは、ジョブの待機中や未実行時も、確保している容量に応じて日次でポイントが消費されます。
② ポイント残高が不足すると、実行中のジョブが強制終了
ジョブの支払いに使用する個人ポイントまたはグループポイントの残高が不足すると、実行中のジョブはシステムによって即時に強制終了(kill)されます。
強制終了すると、保存されていない計算結果や、最後にチェックポイントを保存してからの進捗が失われる可能性があります。
ジョブの実行前に、予定する計算時間とストレージの利用分を含め、十分なポイント残高があることを確認してください。
ポイント残高および消費履歴の確認手順(Web管理ポータル)
ポイント残高やジョブごとの消費ポイントは、Web管理ポータルで確認できます。
ポイント残高の確認
「ポイント管理」>「ポイント利用履歴」を開きます。現在利用できる個人ポイントとグループポイントの残高を確認できます。
ジョブごとの消費ポイントの確認
「ジョブ管理」>「ジョブ一覧」を開き、対象のジョブID(JOBID)を確認します。各ジョブの消費ポイントと実行ステータスを確認できます。
※注意事項:ポイントの管理はWeb管理ポータル
ジョブ実行サーバーのコマンドラインから、ポイント残高を確認することはできません。
チャージ、残高確認、引き落とし先の設定変更などは、Web管理ポータルで行ってください。



