ジョブ実行サーバーへのSSH接続手順|計算クラスター

ストレージの初期設定とSSH鍵の設定が完了したら、自分の端末からジョブ実行サーバーにSSH接続します。

この記事では、接続前に必要なファイル、接続コマンド、接続できない場合の確認方法を説明します。

目次[非表示]

  1. 1.接続前に確認すること
  2. 2.ジョブ実行サーバーに接続する
    1. 2.1.1. 接続に使用する端末で操作画面を開く
    2. 2.2.2. 接続先の識別名を確認する
    3. 2.3.3. 接続コマンドを実行する
  3. 3.接続できたことを確認する
    1. 3.1.初回接続時の確認
    2. 3.2.接続後の表示
  4. 4.ジョブ実行サーバーの利用制限と注意事項
    1. 4.1.SSHの同時接続数について
    2. 4.2.メモリ使用量について
  5. 5.接続できない場合の確認方法
    1. 5.1.Permission denied (publickey) と表示される
    2. 5.2.Could not resolve hostname と表示される
  6. 6.解決しない場合は接続ログをサポートへ
    1. 6.1.詳細ログを表示する
    2. 6.2.ログを保存して問い合わせる

接続前に確認すること

ストレージの初期設定と、Web管理ポータルへの公開鍵の登録を済ませてください。

また、接続に使用する端末に、以下の3つのファイルを用意します。

必要なファイル

内容

アクセスサーバー用の秘密鍵

Web管理ポータルに登録した公開鍵とペアになる、端末で作成した秘密鍵

ジョブ実行サーバー用の秘密鍵

Web管理ポータルからダウンロードした秘密鍵

専用の config ファイル

接続先や、使用する秘密鍵などの設定が記載されたファイル

configファイルは、ダウンロード後に、使用する秘密鍵の保存先を設定しておく必要があります。

まだ設定していない場合は、SSH接続の準備|configファイルの取得と設定を先に完了してください。

ジョブ実行サーバーに接続する

1. 接続に使用する端末で操作画面を開く

OSに応じて、以下を開きます。

  • Windows:PowerShellまたはコマンドプロンプト
  • macOS:ターミナル
  • Linux:ターミナル

2. 接続先の識別名を確認する

設定済みのconfigファイルを開き、Host login00-…で始まる行を確認します。Hostの後ろに記載された名前が、接続コマンドで指定する識別名です。

例えば、次のように記載されている場合、識別名はlogin00-asuser10025です。

Host login00-asuser10025

ジョブ実行サーバーに接続する場合は、access00-…ではなく、login00-…の識別名を使用してください。

3. 接続コマンドを実行する

「SSH接続の準備」の手順どおりにconfigファイルを配置していれば、以下のコマンドで接続できます。。

ssh login00-asuser10025

※login00-asuser10025は、configファイルのHostに記載された、自分のジョブ実行サーバーの識別名に置き換えてください。

接続できたことを確認する

初回接続時の確認

初めて接続する場合、以下の確認メッセージが表示されることがあります。

その場合 yes と入力してEnterキーを押します。

Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])?

接続後の表示

以下のようにユーザー名とサーバー名が表示されれば、接続は完了です。

asuserXXXXX@kra-loginXX:~$

※ユーザー名やサーバー名は、利用環境によって異なります。

この表示が確認できれば、ジョブ実行サーバーへのSSH接続は完了です。ジョブスクリプトの作成や、Slurmコマンドを使ったジョブの投入・状態確認ができるようになります。

ジョブ実行サーバーの利用制限と注意事項

ジョブ実行サーバーには、安定したサービス提供のため、以下の利用制限があります。

項目

制限

SSHの同時接続数

1ユーザーにつき、各ジョブ実行サーバーで最大2セッション

メモリ使用量

1ユーザーあたり最大16GB

SSHの同時接続数について

計算クラスターには2台のジョブ実行サーバーがあり、それぞれ同時に最大2セッションまでSSH接続できます。

接続数の上限に達すると、同じサーバーへの新たなSSH接続ができなくなります。

特に、複数のターミナルから接続している場合や、tmux の利用中にSSH接続を終了していない場合は、不要なSSH接続が残っていないかご確認ください。

メモリ使用量について

ジョブ実行サーバー上で使用できるメモリは、1ユーザーあたり最大16GBです。

ジョブ実行サーバーは、ジョブスクリプトの作成やジョブの投入・管理を行うための環境です。

大量のメモリを使用する計算処理やGPUを使用する処理は、Slurmを使用してジョブで実行してください。

接続できない場合の確認方法

Permission denied (publickey) と表示される

SSH鍵による認証に失敗しています。以下を確認してください。

  • アクセスサーバー用の公開鍵が、Web管理ポータルに登録されているか
  • 登録した公開鍵とペアになる秘密鍵が、端末に保存されているか
  • ジョブ実行サーバー用の秘密鍵が、端末に保存されているか
  • config 内の IdentityFile が、それぞれ正しい秘密鍵を指定しているか
  • 秘密鍵のアクセス権限が適切に設定されているか

SSH鍵に関しては「SSH鍵の設定」をご確認ください。

Could not resolve hostname と表示される

接続先の名前を解決できていません。以下を確認してください。

  • コマンドに入力した識別名に誤りがないか
  • 自分のユーザーフォルダー内の.sshに、configという名前で保存しているか(config.txtになっていないか)
  • 接続先の識別名に対応するHost設定が、configファイル内にあるか
  • configファイル内のHostNameに誤りがないか
  • 端末のネットワーク接続に問題がないか

解決しない場合は接続ログをサポートへ

接続できない場合は、以下の手順で詳細な接続ログを取得し、Web管理ポータルの「ユーザー管理」>「お問い合わせ」から、ログを添えてお問い合わせください。

詳細ログを表示する

接続コマンドに -vvv を追加して実行します。
ファイルのパスと接続先の識別名は、自分の環境に合わせて変更してください。

ssh -vvv login00-asuser10025

※login00-asuser10025は、自分のジョブ実行サーバーの識別名に置き換えてください。

ログを保存して問い合わせる

画面に表示された接続ログをコピーし、テキストファイルに保存します。
以下の情報と一緒にサポート窓口へ送付してください。

  • 使用しているOSと操作画面(PowerShell、ターミナルなど)
  • 接続を試した日時
  • 発生している状況やエラーメッセージ
  • 取得した接続ログ

秘密鍵ファイルやパスフレーズは送付しないでください。

GPUSOROBANサポートチーム
GPUSOROBANサポートチーム
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