会員登録~インスタンス作成手順 | GPUSOROBAN
2023.03.16本記事では、GPUSOROBANの会員登録からインスタンス作成・接続までの手順を説明します。
GPUSOROBANは高性能なGPUインスタンスが低コストで使えるクラウドサービスです。
サービスについて詳しく知りたい方は、GPUSOROBANの公式サイトを御覧ください。
Contents
会員登録
WEBブラウザからGPUSOROBANサイトにアクセスし、会員登録のボタンをクリックします。
https://soroban.highreso.jp/

会員登録画面において、氏名、メールアドレス、パスワードを入力します。
利用規約に同意の上、「利用規約に同意します」にチェックを入れ、登録ボタンをクリックします。

登録ボタンのクリック後、登録完了画面に切り替わります。

登録メールアドレスに確認用メールが届きますので、メールに記載されているURLをクリックしてください。

メールアドレスの確認が完了しましたら、ログインをクリックしてください。

登録したメールアドレスとパスワードを入力後、ログインをクリックします。

電話番号認証
ログイン後、電話番号認証の画面が表示されますので、"電話番号"を入力後、「電話番号送信ボタン」をクリックしてください。

入力された電話番号宛てにSMSで確認コードが送られますので、確認コード(6桁)を入力し、「確認コード送信」ボタンをクリックします。

「電話番号認証が完了しました」と表示されたら、次にお支払い方法を設定します。

クレジットカード登録手順
本項ではクレジットカードの登録手順を記載しています。
請求書払いをご希望の方は、サポート窓口(soroban_support@highreso.co.jp)までご連絡お願いします。
サイドバーから「HOME」をクリックし、「お支払い方法設定のお願い」の画面にある「会員情報へ」をクリックします。

「お支払い方法」の画面が表示されますので、「クレジットカード」のボタンをクリックします。

「クレジットカード新規登録」のセクションに、"クレジットカード情報"を入力後、「カード情報登録」のボタンをクリックします。

クレジットカード情報登録のセクションに、登録したカード情報が表示されたら、クレジットカードの登録が完了です。

インスタンス接続までの流れ
インスタンス接続までの大まかな手順は次のとおりです。
- - コントロールパネルからSSHキーを作成
- - コントロールパネルからインスタンスを作成・起動
- - ローカルPCの.sshフォルダにアクセスサーバー接続用キーおよびインスタンス接続用キーを設置
- - ローカルPCのターミナルからSSHコマンドでインスタンスに接続

SSHキーの作成
ここではSSHキーの作成方法について説明します。

インスタンスに接続するためにはSSHキーが必要になります。SSHキーはインスタンスに接続する際の認証に必要なファイルのことです。このファイルを保持しているPC以外からはインスタンスに接続できなくなるため、セキュリティ性の高い認証方式とされています。
SSHキーの作成には、サイドメニューから「SSHキー」をクリックします。認証情報の項目にSSHキーの任意の名前をフォームに入力し、「作成」ボタンをクリックします。
「登録済みSSHキー」の項目に作成したSSHキーの名前が表示されたらSSHキーの作成が完了です。
なお、SSHキーの作成は通常1分以内には完了しますが、状況によっては数分程度かかる場合がございます。10分以上経過しても作成が完了しない場合には、お手数おかけしますがサポートまでお問合せください。

インスタンスの作成
ここではインスタンスの作成方法を説明します。

サイドバーから「インスタンス作成」>「インスタンス名」の項目に移動します。インスタンス名のフォームに、任意のインスタンス名を入力し、「次へ」ボタンをクリックします。

「SSHキーを選択」の項目にて、上記で作成したSSHキー名を選択し「次へ」をクリックします。

「インスタンスタイプ選択」の画面において、希望のインスタンスを選択してください。
インスタンスタイプの詳細については、サイドバーから「インスタンス作成」>「インスタンスタイプについて」の項目に移動して、ご確認いただくこともできます。
※Windows搭載のインスタンスについては、サポートまでお問い合わせください。

インスタンスタイプを選択し終えると、次に 「料金プランの選択」の画面が表示されます。ラジオボタンから「従量」、「月額」、「1年契約」、「2年契約」いずれかを選択し「次へ」ボタンをクリックします。

最後に「インスタンス作成の確認」の画面が表示されるので、作成するインスタンスのスペックを確認し、「作成」をクリックします。

作成完了後、インスタンスは「停止状態」です。インスタンスを起動するには「起動」ボタンをクリックします。
※インスタンス起動後、接続可能状態になった時点で課金が開始されます。

インスタンス情報を確認後、「内容を確認しました」にチェックを入れ、「起動する」ボタンをクリックします。

「会員インスタンス」>「IPアドレス」の欄にIPアドレスが表示されると、インスタンスの起動が完了です。
※起動が完了するまでの間は「IPアドレス」の欄にPendingと表示されます。

なお、インスタンスの起動は通常1分以内には完了しますが、状況によっては更に数分程度かかる場合がございます。10分以上経過しても起動が完了しない場合お手数ですがサポートまでお問合せください。
IPアドレスが表示されたら起動が完了です。

キーの設置
ローカルPCからインスタンスに接続するには、アクセスサーバーを経由します。接続の際にアクセスサーバー用キーとインスタンス接続用キーを使用します。ここでは、それぞれのキーの設置方法を説明します。

アクセスサーバー接続用キーの設置
まずキーを保存するフォルダを作成します。
「エクスプローラー」を開き、下図を参考に「ローカルディスク(C:)」→「ユーザー」をクリックします。

下図を参考にローカルPCのユーザーのフォルダをクリックします(図では「m-kat」というユーザー名を使用しています)。

下図を参考に「.ssh」フォルダを作成してください(sshの頭に「.」をつけますのでご注意ください)。
(フォルダの作成は、画面上のフォルダがないところで右クリックし「新規作成」→「フォルダ」から行えます。)

続いてサイドバーから「SSHキー」>「アクセス鍵ダウンロード」のボタンをクリックし、アクセス鍵(アクセスサーバー接続用キー)のファイルをダウンロードします。

ダウンロードしたファイル「ackey.txt」をクリックして開きます。

開いた「ackey.txt」を、先程作成した「.ssh」フォルダに「名前を付けて保存」します。

「.ssh」フォルダにファイル名を「ackey.txt」にして、「保存」をクリックします。

インスタンス接続用キーの設置
続いて、インスタンス接続用キーの設置方法を説明します。
コントロールパネルを開き、サイドバーの「SSHキー」をクリックします。「インスタンスへの接続方法」の項目から「ダウンロードする秘密鍵」を選択し、「インスタンス鍵ダウンロード」をクリックします。

ダウンロードした「mykey.txt」をクリックして開きます。
開いた「mykey.txt」を「.ssh」フォルダに名前を付けて保存します。

「.ssh」フォルダにファイル名を「mykey.txt」にし、「保存」をクリックします。

「.ssh」フォルダに「mykey.txt」と「ackey.txt」ファイルが保存されていることを確認します。

ターミナルからインスタンスに接続
ここではターミナルからインスタンスへ接続する方法を説明します。

前提として同じローカルPCで2つのターミナルを起動します。
1つめに開くターミナル(以下、ターミナル1)は、ローカルPCのポートをアクセスサーバーを経由してインスタンスのポートに転送する役割になります。
ターミナル2(以下、ターミナル2)からローカルPCのポートに接続すると、ローカルポートからインスタンスのポートに転送され、インスタンスに接続ができます。

まずローカルPCからターミナルを起動します。
「Windowsボタン+R」を押下後、「名前(O):」に「cmd」と入力しOKを押すと、ターミナルが開きます。

ターミナルを開いたらカレントディレクトリがC:\Users\ユーザー名\となっていることを確認します。
※下記の画面ではユーザー名がm-katになっていますが、ユーザー名はユーザーによって異なります。

ターミナル1でSSHポートフォワーディングを実行(アクセスサーバーに接続)
ここでは、ターミナル1でSSHポートフォワーディングを実行する方法を説明します。

ターミナル1を起動し、下記のコマンドを入力しEnterを押下します。
ssh -L 20122:[インスタンスIP]:22 -l user as-highreso.com -p 30022 -i .ssh\ackey.txt
[インスタンスIP]には作成したインスタンスのIPアドレスを入力します。
※\(バックスラッシュ)は「半角文字」で入力します。
インスタンスIPアドレスは、コントロールパネルの「HOME」>「会員インスタンス」>IPアドレスの欄で参照できます。

SSH接続するか否かの確認が表示されますので("Are you sure you want to continue connecting(yes/no)")
"yes"と入力後Enterキーを押下します。
※Are you sure you want to continue connecting(yes/no)"は初めてインスタンスにアクセスする場合に限り表示されます。

access-server ~$と表示されるとアクセスサーバーへログインおよびポートフォワーディングが完了です。

ターミナル2からインスタンスに接続
ターミナル2からインスタンスに接続する方法を説明します。
ターミナル2のコマンドは、ローカルPCのポートにアクセスするものです。
すでにターミナル1で、ローカルポートをインスタンスのポートに転送する準備は済んでいますので、ターミナル2でローカルポートにアクセスすると、ローカルポートがインスタンスのリモートポートに転送され、インスタンスに接続できます。

まずターミナル2を起動します。このとき、ターミナル1は閉じずにそのままの状態にしておきます。
ターミナル2で以下のコマンドを入力し、Enterキーを押下します。
ssh user@localhost -p 20122 -i .ssh/mykey.txt
コマンドを実行すると以下のメッセージが表示されるので「yes」を入力し、Enterキーを押下します。
※Are you sure you want to continue connecting(yes/no)"は初めてインスタンスにアクセスする場合に限り表示されます。
user@インスタンス名: ~$が表示されると、インスタンスへの接続が完了です。

ここまでがGPUSOROBANの会員登録~インスタンス作成手順の説明になります。
本環境には、GPUSOROBANのインスタンスを使用しました。
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