インスタンスへのファイル転送(WinSCP) | GPUSOROBAN
2023.03.15本記事ではWinSCPを用いてローカル環境からインスタンスへのファイル転送を行います。
GPUSOROBANは高性能なGPUインスタンスが低コストで使えるクラウドサービスです。
サービスについて詳しく知りたい方は、GPUSOROBANの公式サイトを御覧ください。
1.公式サイトからWinSCPをダウンロードします。
https://winscp.net/eng/download.php
2.インスタンスへのSSH接続
ターミナルを2つ起動させて、それぞれのターミナル上で以下コマンドを実行させてSSH接続します。
(ターミナル1)
ssh -L 20122:(インスタンスIPアドレス):22 -l user as-highreso.com -p 30022 i .ssh\ackey.txt

(ターミナル2)
ssh user@localhost -p 20122 -i .ssh\mykey.txt

WinSCPを立ち上げて、「ホスト名」、「ポート番号」、「ユーザー名」、「パスワード」を入力します。
入力が完了したら「設定」タブを押下します。

「SSH」>「認証」を選択すると、以下の画面へ遷移します。
赤枠を押下し、秘密鍵を選択します。
この時、選択するのはインスタンスへ接続するために使用する秘密鍵です。(この手順ではmykey.txtを使用しています)

「すべてのファイル」を選択すると秘密鍵が表示されます。

秘密鍵を選択すると、「OpenSSHをPuTTY形式に変換しますか?」のポップアップが表示されるので「OK」を押下します。

秘密鍵の保存画面に遷移しますので、.保存先が「.ssh」であることを確認し、「保存」を押下します。

「OK」を押下します。

秘密鍵が選択されていることを確認し、「OK」を押下します。

設定が完了したら「保存」を押下した後に、「ログイン」を押下します。

ログインをすることでインスタンスへ接続できます。
ディレクトリを移動したい場合は赤枠をダブルクリックし、パスを入力してから「開く」を押下します。
また、移動したいディレクトリをダブルクリックすることで、移動できます。
ファイルをコピーする場合は、格納したいディレクトリにドラッグをすることで行えます。

ファイルをドラッグで送る以外にも下記の手順でファイルを転送できます。
インスタンスからローカル環境にファイルを転送したい場合は送りたいファイルをクリックし、選択した状態で「ダウンロード」を押下します。
ローカル環境からインスタンスにファイル転送したい場合は、送りたいファイルをクリックし、選択した状態で「アップロード」を押下します。

以下はファイルtestfileをローカル環境へ転送する例となります。

また、ディレクトリやファイルを作成したい場合は、右クリックから「新規」>「ファイル」または「ディレクトリ」を選択します。

以上で、WinSCPのファイル転送手順が完了です。
本環境には、GPUSOROBANのインスタンスを使用しました。
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