【Stable Diffusion Web UI】ダウンロード/インストール・使い方(初心者ガイド)

この記事では、Stable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)をダウンロード/インストールして使う方法をまとめて紹介しています。


目次[非表示]

  1. 1.Stable Diffusionとは
  2. 2.Stable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)の使い方
  3. 3.実行環境
    1. 3.1.ローカルPCを使う場合
    2. 3.2.GPUクラウドサービスとは
    3. 3.3.Google Colaboratory(Colab)を使う場合
    4. 3.4.GPUクラウドサービス(GPUSROBAN)を使う場合
  4. 4.Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)のインストール
    1. 4.1.Windows(ローカルPC)にインストールする場合
    2. 4.2.Mac(ローカルPC)にインストールする場合
    3. 4.3.Ubuntu(ローカルPC)にインストールする場合
    4. 4.4.Google Colabにインストールする場合
    5. 4.5.GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」にインストールする場合
  5. 5.Stable Diffusion Web UIの日本語化
  6. 6.txt2imgの使い方(テキストから画像生成する方法)
  7. 7.プロンプト(呪文)
  8. 8.img2imgの使い方(元画像+テキストから新しい画像を生成する方法)
  9. 9.モデルとは
  10. 10.モデルファイル(Checkpoint)の使い方
  11. 11.追加学習モデルLoRAの使い方
  12. 12.Stable diffusion XI(SDXL)の使い方
  13. 13.VAEの使い方
  14. 14.拡張機能の使い方
  15. 15.バージョンをアップデート・ダウングレードする方法
  16. 16.Docker版Stable Diffusion Web UIを使う方法
  17. 17.Stable diffusion Onlineとは
  18. 18.著作権・商用利用について
    1. 18.1.Hugging Faceでのライセンス・注意事項の例
    2. 18.2.Civitaiでのライセンス・注意事項の例
  19. 19.もっと自由な画像生成を
  20. 20.まとめ


Stable Diffusionとは

Stable Diffusionは、無料で使える画像生成AIです。テキストを打ち込むと、それに応じた画像が生成されるしくみです。人物や動物、風景など、さまざまな画像を生成できます。

例えば、「サングラスをかけた猫」と入力するとそのような画像が生成されます。生成する画像のスタイルも多様でイラストや写真、水彩画やアニメ調など、自分の好きなテーマでAIに生成してもらうことができます。

sd-main


Stable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)の使い方

Stable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)ブラウザを通じて手軽に画像生成を行える無料のWEBアプリケーションで、Google Chromeなどの主要なブラウザで利用できます。

プログラミングを一切必要とせず、WEB UIによる簡単なグラフィカルな操作が可能です。

sd-main


実行環境

Stable Diffusion Web UIをローカルPCにインストールして使用する、もしくはクラウドサーバーにインストールして使用します。

Stable Diffusion Web UIの実行環境には、ローカルPCもしくはクラウドサーバーを用意する必要があります。


ローカルPCを使う場合

ローカルPCでStable Diffusionを使用する場合、ハイスペックなGPUを搭載したPCを用意する必要があります。画像生成AIは、膨大な計算を行います。その計算処理を担うのが主にGPUになります。

ハイスペックなGPUを搭載したPCでは、1枚の画像生成が1~2秒で完了します。GPUなしのPCでもStable Diffusionを動かすことができますが、1枚の画像生成に7分ほど時間がかかるので、実用的ではありません。


ローカルPCの推奨スペックは次のとおりです。

  • CPU:6コア以上
  • メモリ(RAM):最低16GB 推奨32GB以上
  • GPUメモリ(VRAM): 最低8GB 推奨16GB以上 ※Macの場合は最低M1チップ以上
  • ストレージ(SSD):512GB以上
  • OS:Windows ・Mac・Linuxいずれも対応


GPUメモリは16GB以上を推奨しています。Stable Diffusionは次々にバージョンが更新されていますが、高画質化が進みGPUメモリの消費量が増える傾向になっています。PCを買う場合は後の増設することが難しいので、余裕を持ったGPU選択を推奨します。

GPUメーカーは、NVIDIAを推奨しています。多くの画像生成や機械学習のプログラムは、NVIDIAのGPUで動かすことを前提に作られています。そのため安定動作や処理速度の面でNVIDIAが安心です。

GPUは発熱で100℃近くまで上がることがあるので、ノートPCよりも冷却が優れたデスクトップPCがおすすめです。


GPUクラウドサービスとは

ハイスペックなPCの購入や運用面でハードルを感じる方は、GPUクラウドサービスがおすすめです。


GPU搭載のサーバーをクラウドで利用できるため、ハイスペックなPCを購入する必要はありません。PCを購入してしまうと後からスペックを上げることが難しいですが、クラウドサーバーであれば、時間単位で借りられて、スペックの変更も簡単です。


インターネット環境さえあれば、ローカルPCは低スペックでも問題なく、Wiidows・MacのどちらのPCからでも接続して利用できます。

GPUクラウドサービスでは、以下のようなサービスが提供されています。

  • Google Colab
  • GPUSOROBAN
  • Amazon Web Service(AWS)
  • Microsoft Azure(Azure)
  • Google Cloud Platform(GCP)


Google Colaboratory(Colab)を使う場合

Google Colabratory(Colab)は、Googleが提供しているブラウザからJupyter note book形式でPythonを実行できるサービスです。Colab上でStable Diffusion Web UIを実行することができます。


Colabは一般的なクラウドサービスと異なり、あくまでも一時的に使うための簡易的なサービスなので、データが保存できなかったり、GPU使用量に限りがあるなど多くの制限があります。


Colabの制限には次のようなものがあります。

  • 無料版のColabでStable Diffusion Web UIを使用するとColabの規約違反により警告がでて、BANされる可能性がある。(Stable Diffusionが”リモートUI”の制限事項に該当 https://research.google.com/colaboratory/faq.html)

  • 有料版のColab ProでStable Diffusion Web UIは使用できるが、GPUの使用時間が限定されている(コンピューティングユニットによる制限)

  • Colab ProでもGPUは他のユーザーとの取り合いになるので、GPUが使えないことがある

  • 一定の時間の経過でセッションが切れる

  • Colabのセッション切れやGPUの変更に伴い、ランタイムがリセットされると、Colabに保存したモデル・拡張機能・画像データは全て削除される。Stable Diffusion Web UI側で設定した内容もリセットされる。

  • Colabでは毎回起動のたびにモデルや拡張機能をインストールするため、起動に時間がかかる


Colabの詳しい使い方は以下の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Web UI】Google Colabにインストール この記事では、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)をGoogle Colabratory(Colab)で使う方法を紹介しています。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


GPUクラウドサービス(GPUSROBAN)を使う場合

GPUSOROBANは、1時間50円から使える業界最安級のGPUクラウドサービスです。


AWSやGCP、AzureのGPUクラウドと比較して50%~70%安い料金で、ハイスペックなNVIDIA GPUが使えます。Google ColabのようにGPU使用量の制限やランタイムリセット時にデータが削除される制限がありません。


GPUに特化したシンプルなサービスで、クラウドサーバー(インスタンス)の設定は3分程度で完了します。データ転送料やストレージコストもインスタンス利用料に含まれており、明瞭な料金体系になります。国内最上位のNVIDIAエリートパートナーに認定され、日本人による技術サポートも無料で受けられます。


GPUSOROBANの詳しい使い方は以下の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Web UI】GPUSOROBANにインストール この記事では、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)をGPUSOROBANで使う方法を紹介しています。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)のインストール

Windows(ローカルPC)にインストールする場合

ローカルPC(Windows)にStable Diffusion WebUIをインストールする方法について、以下の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Web UI】Windowsにインストールする方法(ローカルPC) この記事では、Stable Diffusion WebUIをローカルPC(Windows)にインストールする方法を紹介しています。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


Mac(ローカルPC)にインストールする場合

ローカルPC(Mac)にStable Diffusion WebUIをインストールする方法について、以下の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Web UI】Macにインストールする方法(ローカルPC) この記事では、Stable Diffusion WebUIをローカルPC(Mac)にインストールする方法を紹介しています。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


Ubuntu(ローカルPC)にインストールする場合

ローカルPC(Ubuntu)にStable Diffusion WebUIをインストールする方法について、以下の記事で解説しています。
記事ではクラウドサーバーを使用していますが、インスタンスに搭載しているOSがUbuntuであるため、インストールの参考になります。


  【Stable Diffusion Web UI】GPUSOROBANにインストール この記事では、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)をGPUSOROBANで使う方法を紹介しています。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


Google Colabにインストールする場合

ColabにStable Diffusion WebUIをインストールする方法について、以下の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Web UI】Google Colabにインストール この記事では、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)をGoogle Colabratory(Colab)で使う方法を紹介しています。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」にインストールする場合

GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」にStable Diffusion Web UIをインストールする方法について、以下の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Web UI】GPUSOROBANにインストール この記事では、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)をGPUSOROBANで使う方法を紹介しています。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


Stable Diffusion Web UIの日本語化

Stable Diffusion Web UIを日本語化する手順は以下のとおりです。

  • [Extension]タブを開きます。
  • [Available]タブを開きます。
  • [localization]タブからチェックを外します。
  • [Load form]ボタンをクリックします。

sd-main


リストに[jp_JP Localization]と表示されるので、[Install]ボタンを押します。

sd-main


[Setting]タブを開きます。

sd-main


サイドバーから[User interface]をクリックします。

sd-main


[Localization]の欄で、[更新]アイコンをクリックし、その後[プルダウンメニュー]から[ja_JP]を選択します。

sd-main


[Apply setting]ボタンを押した後、[Reload UI]ボタンを押すとUIに日本語設定が反映されます。

sd-main


以上で日本語設定が完了です。

sd-main


txt2imgの使い方(テキストから画像生成する方法)

Stable Diffusionの「txt2img」は、テキストをインプットして画像を生成する機能です。


入力するテキストのことをプロンプト(呪文)と呼びます。プロンプトは、生成したい画像の内容をテキストで指示するためのものです。逆に生成したくない要素は、ネガティブプロンプトにテキストを打ち込んで指示ができます。


試しにtxt2imgで画像生成をしてみましょう。

[txt2img]タブを開き、[Prompt]に"cat wearing sunglasses"というテキストを入力します。

ネガティブプロンプトに"missing face"を追記して、[Generate]ボタンをクリックすると、プロンプトのとおりに「サングラスをかけた猫」の画像が表示されます。

sd-main

ネガティブプロンプトに入力した”missing face”では、顔が見切れないようにテキストで制御をかけています。


プロンプト(呪文)

テキストで生成する画像を指示するプロンプトについて、基本的な仕様やポイントについて説明します。


基本的な仕様は以下のとおりです。

  • プロンプトは英語で記述します。
  • プロンプトは文章形式でも、カンマ区切りの単語の羅列でもOKです。
  • 順番が前の方のプロンプトのほうが画像生成への影響が強くなります。
  • (テキスト)のように丸括弧をつけると、そのテキストの影響が強くなります。


(代表的なプロンプト)

プロンプトの種類

プロンプト例

効果

画質

best quality,

8k,masterpiece

画質を指定する

画風

photo,painting,watercoloer

画風を指定する(写真、絵、水彩画など)

構図

close up, from above

構図を指定する(顔中心に写す、上から写すなど)

被写体の数

1cat,1woman

被写体の数を指定する

容姿

coat,tall,short hair

服装や体型、髪型などの容姿を指定する

ポーズ

standing,sit,hands up

ポーズを指定する

背景

room, cafe, no background

背景を指定する


(代表的なネガティブプロンプト)

ネガティブ
プロンプトの種類
ネガティブプロンプト例
効果
低品質防止

low quality,worst quality

低品質を防ぐ

変形防止

bad ears,bad mouth,bad eyes

パーツの変形を防ぐ

文字除外

text,signature,stamp

画像に文字が入ること防ぐ

画風除外

painting,sketches,watercolor

特定の画風になることを防ぐ

被写体の数除外

two shot

被写体が2つになることを防ぐ


(プロンプトの例)
4k,photo,close up, 1cat,wearing sunglasses,room


(ネガティブプロンプトの例)
worst auality,low quality,bad ears,text,painting,sketches,watercolor,two shot

sd-main


img2imgの使い方(元画像+テキストから新しい画像を生成する方法)

Stable Diffusionでの画像生成には、txt2imgが主に使われています。しかしテキストをベースにしているため、思い通りの画像を作ることが難しい場合があります。そんな悩みを解決してくれるのが、「img2img」です。


img2imgでは、元画像をベースに新しいイラストを生成するため、より細かなニュアンスを反映させることができ、より理想に近いイラストを作成することができます。


img2imgの使い方は以下のとおりです。


[img2img]タブを開きます。

sd-main


[Generation]>[img2img]にベースとなる元画像をドラッグ&ドロップでアップロードします。

sd-main


[Prompt]に”cartton”と入力し、[Generate]ボタンをクリックします。

ベース画像の要素を含んだアニメ風の猫の画像が生成されました。sd-main


このようにimg2imgは、自分のイメージに寄せて画像を生成したい場合に便利です。


モデルとは

Stable Diffusion Web UI ではあらかじめ設定したモデルのもと、プロンプトに合わせて画像が生成されます。モデルによって実写風や、アニメ調、油絵など様々な特徴があり、生成される画像の雰囲気やスタイル、画風に影響します。生成したい画像に近いモデルを使うことで、想定したイメージに近い画像を生成することができます。


モデルファイル(Checkpoint)の使い方

Stable Diffusion Web UIでモデルを使用するには、「Checkpoint」と呼ばれるモデルファイルを設定する必要があります。
モデルファイルはHugging FaceやCivitaiで配布されており、無料でダウンロードできます。

Stable Diffusion WebUIをインストールしたPCにモデルファイルを格納したら、モデルが使えるようになります。


モデルファイル(Checkpoint)の詳しい使い方は以下の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Web UI】モデルの使い方(Checkpoint) この記事では、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)のモデルの使い方について紹介します。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


追加学習モデルLoRAの使い方

「LoRA」とは追加学習モデルのことを指し、使い方はモデル「Checkpoint」に近いです。
モデル「Checkpoint」と追加学習モデル「LoRA」の違いは何でしょうか?


Checkpointは、モデルファイルの本体になります。一方LoRAは、追加学習ファイルと呼ばれ、モデルファイル(Checkpoint)に対して追加学習を行った差分ファイルになります。


Checkpointがモデルの本体だとすると、LoRAはパーツのような役割で、背景のLoRA、髪型のLoRA、服装のLoRAなど、複数のLoRAを1つのCheckpointに対して適用することができます。
LoRAの設定方法は、モデルファイルとほぼ同じです。


LoRAファイルをCivitaiもしくはHugging Faceからダウンロードし、Stable Diffusion WebUIをインストールしたPCにLoRAファイルを格納したら、LoRAが使えるようになります。


LoRAの詳しい使い方は以下の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Web UI】LoRAの使い方(追加学習モデル) この記事では、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)の追加学習モデルLoRAの使い方について紹介しています。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


また既存のLoRAファイルを使うだけでなく、画像データを追加学習させてオリジナルのLoRAファイルを作ることもできます。

LoRAの学習では、計算量が比較的少なく済むため、20枚ほどの画像データで学習することが可能です。

sd-lora-learning


オリジナルのLoRAの作り方は以下の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Web UI】オリジナルLoRAの作り方 この記事では、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)の追加学習をしてLoRAファイルを自作する方法を紹介しています。 30枚程度の画像を追加学習して、オリジナルのLoRAファイルを作成します。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


Stable diffusion XI(SDXL)の使い方

Stable Diffusion XL(SDXL)とは、Stability AI社が開発したStable Diffusionの最新版のモデルです。SDXLは従来のStable Diffusionに比べて、高解像度の画像生成が可能になりました。


SDXLの特徴は以下のとおりです。

  • BaseモデルとRefinerモデルの2段階の画像処理を行い高画質な画像を生成できる
  • 幅広いスタイルの画像を生成できる
  • コントラストや影などが改善されて鮮やかな描写ができる
  • 指や文字などをきれいに生成できる


Stable Diffusion XLの詳しい使い方は以下の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Web UI】Stable Diffusion XL(SDXL)の使い方 この記事では、Stable Diffusion WebUIのSDXLの使い方について紹介しています。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


VAEの使い方

VAEは、高次元の画像を低次元の潜在表現(ベクトル)に変換して、その後再び高次元の画像に変換するしくみです。画像生成AIでは非常に多くの計算をします。


高次元の画像をそのまま計算すると処理の量が多すぎて時間がかかるので、低次元の潜在空間(ベクトル)という形に変換をして、データサイズを圧縮し計算量を減らして処理をします。その後、潜在表現(ベクトル)から高次元の画像に戻して出力します。


Stable Diffusion Web UIで使われるVAEは、画像を鮮明にする効果があります。VAEを導入すると同じプロンプトでも画質が良くなり、モヤがかかったような、あるいは輪郭が少しぼやけたような画像を鮮明にしてくれます。


VAEの詳しい使い方は以下の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Web UI】VAEの使い方 この記事では、Stable Diffusion WebUIのVAEの使い方について紹介しています。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


拡張機能の使い方

拡張機能(Extension)とは、Stable Diffusion WebUIに追加する便利機能のことです。拡張機能を使って便利な機能を追加していくことで、画像生成を効率化したり、クオリティを向上することができます。


代表的な拡張機能の一つにControlNetというものがありますが、キャラクターのポーズや構図を自由に調整することができます。プロンプトによる指定では、思っていたポーズと違う画像が生成されることもあります。


ControlNetの拡張機能を使うことで、参考画像のポーズと類似した画像を生成することができます。写真やイラスト、手書きの絵からポーズや輪郭を型取りして、指定できるため、かなり厳密に参考画像のポーズを再現することが可能です。


拡張機能の詳しい使い方は下記の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Web UI】拡張機能の使い方 この記事では、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)で、拡張機能を使う方法を紹介しています。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


バージョンをアップデート・ダウングレードする方法

Stable Diffusion WebUIは、アップデートが頻繁に行われ、新しいバージョンが次々に提供されています。新しいバージョンでは新機能が追加されているため、基本的にはアップデートをしていくことを推奨します。


ただし、新しすぎるバージョンではバグが発生しやすかったり、拡張機能やモデルとのバージョンがマッチしないこともありますので、状況に応じてバージョンを合わせることも必要になります。


Stable Diffusion Web UIのバージョンをアップデート・ダウングレードする方法は以下の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Web UI】アップデート・ダウングレードの方法 この記事では、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)のバージョンをアップデート・ダウングレードする方法について紹介しています。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


Docker版Stable Diffusion Web UIを使う方法

Dockerとは、コンテナ仮想化を用いたアプリケーションの実行環境です。

Dockerを使うことで環境構築の手間を削減することができ、環境の持ち運びが簡単になります。


Docker版Stable Diffusion Web UIの使い方は、以下の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Web UI】Dockerの使い方 この記事では、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)をDockerで使う方法を紹介しています。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


Stable diffusion Onlineとは

Stable DiffusionをWEBブラウザで利用できる無料のサービスです。Stable Diffusionの画像生成を体験する簡易的なサービスです。


Stable Diffusion Onlineはデモ用のサイトのようなもので、画像生成に非常に長い時間がかかります。実用的に画像生成をしたい場合は、この記事で紹介したStable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)を使うことをおすすめします。


Stable Diffusion Onlinkeの使い方は以下の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Online】の使い方 この記事では、Stable Diffusion Onlineの使い方について紹介しています。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


著作権・商用利用について

Stable Diffusionで生成した画像の商用利用は基本的に可能とされています。


Stable Diffusionでは生成された画像について権利を主張しないと公式に発表しており、プライバシーに関わる情報や、誤情報を広めるなど、人に危害を与えるような場合を除いて、生成した画像を商用利用することが認められています。


ライセンスに「CreativeML Open RAIL-M」と表示されているものであれば、基本的に利用可能のようです。


  https://github.com/CompVis/stable-diffusion/blob/main/LICENSE https://github.com/CompVis/stable-diffusion/blob/main/LICENSE


商用利用が認められていない画像やモデルを利用した場合、商用利用はできませんので、事前にライセンスや注意事項の確認は必須です。


モデルのライセンスや注意事項については、Hugging FaceやCivitaiでモデルのダウンロードページで確認できますので、よくお読みになってご利用ください。


Hugging Faceでのライセンス・注意事項の例

sd-main


Civitaiでのライセンス・注意事項の例

sd-main


もっと自由な画像生成を

Stable Diffusionを実行する環境で、以下のような悩みをお持ちではないでしょうか?

  • 画像生成が遅い
  • 使いたいGPUが使えない
  • GPUメモリ(VRAM)が足りない
  • ランタイムがリセットされる度にデータが消えるため、設定のやり直しが大変
  • 画像データのバックアップが面倒
  • Web UIの起動に時間がかかる
  • コンピューティングユニットの制限がストレス
  • 動作が不安定

制限を気にせず、高速かつ格安に画像生成がしたいなら、GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」がおすすめです。


  生成AIに最適なGPUクラウド「高速コンピューティング」|GPUSOROBAN GPUSOROBANの高速コンピューティングは、NVIDIAの高速GPUが業界最安級で使えるクラウドサービスです。NVIDIA A100を始めする高速GPUにより、画像生成AI、大規模言語モデルLLM、機械学習、シミュレーションを高速化します。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


まとめ

この記事では、Stable Diffusion Web UIの使い方を紹介しました。Stable Diffusion Web UIは、無料のソフトウェアでありながら、カスタマイズ性が高く、モデルや拡張機能の組み合わせによって、高度な画像生成が可能になります。


モデルや拡張機能の詳しい使い方は以下の記事で解説しています。


  【Stable Diffusion Web UI】モデルの使い方(Checkpoint) この記事では、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)のモデルの使い方について紹介します。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


  【Stable Diffusion Web UI】拡張機能の使い方 この記事では、Stable Diffusion WebUI(AUTOMATIC1111)で、拡張機能を使う方法を紹介しています。 業界最安級GPUクラウド | GPUSOROBAN


MORE INFORMATION

GPUでお困りの方はGPUSOROBANで解決!
お気軽にご相談ください

10日間無料トライアル
詳しい資料はこちら
質問・相談はこちら